本人は自覚していないけど、マイナスの作用が大きい口ぐせを「癖(くせ)」として持っているという人は、残念ながら「この世」にいます。間違いなく存在します。
謙遜の意味での言葉だったのかも知れませんが、「貧乏暇なし」が口ぐせで本当に貧乏になった人もいるとのことです。
たかが口ぐせ、
されど口ぐせ、です。
【今回の記事がお役に立てるかも知れない人】
・口ぐせ、アファメーションに興味がある人
・口ぐせ・アファメーションを実践したけど効果を感じることができなかった人
・何かいいやり方はないものか、と悩んでいる人
元銀行員の秋田です。
口ぐせ・アファメーションは、自分への言い聞かせ(潜在意識へ届く自己暗示)だと認識しています。
「すべては上手くいっている」というフレーズを口ぐせにして銀行員時代を乗り切れました。「中小企業診断士の秋田です」を1年言い続けたら、1年で資格試験に合格しました。
今回の記事は、口ぐせ・アファメーションを実践しているけど自分には向いていないかも、という人に対してのアドバイスにもなるかと思っています。
・口ぐせ、アファメーションのフレーズは自分にあったものが大切、かつ感情や感謝が伴うものでないとダメ。
・なので、自分の夢・願望も含めて効果がなければ「見直し」をしてみるのもアリです。
・何ごとも「身体で覚える」には、繰り返し×反復が大事なので、音源化してみるのもおすすめです。
まずは、口ぐせ・アファメーションが効果がない原因について私が思うところを解説します。(5つの原因と解決策)
銀行員30年選手時代に、たくさんの成功者・お金持ちの方とのお付き合い・学びからのノウハウや、自己実現・成功法則・成功哲学的なノウハウからの【混ぜご飯】的な知識・体験にもとづくものです。
理由1:自分にあっていない(今のあなたの信念・固定観念が邪魔している)
本サイトで何度か取り上げていますが、
鉛筆やお箸を左手で持つ小さい子どもを、右利きに矯正しようとするなら、そんなに時間はかからないかも知れません。
でも、大人になってから右利きに矯正しようとなれば、とんでもなく時間とエネルギーが必要となります。
結局はダメかも知れません。
つまり、いくら口ぐせ・アファメーションで頑張っても、そもそもの(もともとの)あなたの固定観念や(自分では気づいていない)信念(=思い込み)があれば、口ぐせ・アファメーションの効果は届かないかも知れないのです。
生まれてからずっと見たり・聞いたり・経験したりしたことで、今のあなたの観念は出来上がっています。
口ぐせ・アファメーションをしても、思うように効果がでない、ということであれば、
⇒ あなたの潜在意識・固定観念・信念・思い込みが「頑固」だ、ということになります。
いくら、「私はお金持ちだ」「私は簡単にお金が手に入る」と口ぐせ・アファメーションで繰り返しても、心の奥底の部分で(=潜在意識・固定観念・信念・思い込み)が、
⇒ 「お金は汚いものだ」「お金持ちは悪いことをして稼いでいる人が多い」「私はお金に固執したくない」「お金は苦労しないと手に入らない(と習ってきた)」「お金持ちとは友だちになれない」「あんなに簡単にお金を稼ぐ人は嫌いだ」というような、しかも自分でも【気づかない】観念があれば、まず簡単にはお金は手に入らないことになります。
残念!です。
じゃあ、どうするか? ということになります。
あとは、相手が根負けするまで続けるか、違うフレーズを口ぐせ・アファメーションの言葉として使うか(使ってみるか)という選択肢になります。
【頑固な固定観念・信念・思い込みを書き換えるためには】
・あとは、相手が根負けするまで続けるか、(成功するかどうかは、いつになるのかは誰もわかりません)
・今のフレーズとは違うフレーズを口ぐせ・アファメーションの言葉として使うか(使ってみるか)
という選択肢になります。
2番目のやり方なら、今のフレーズとは違うフレーズを使って、少しずつ頑固な固定観念を変えていく、ということを期待することもできます。
同じフレーズの口ぐせ・アファメーションでも、Aさんは3ヶ月で効果が現れた。でも、Bさんは1年続けたけど、あまり効果を感じることができなかった、ということは起こりえます。
※ 世の中に再現性100%のものなんてまず存在しません。
理由2:ゴールシーン(真の夢・願望)とマッチしていない
あなたの真の夢、真の願いごと、真のやりたいこと、などにつながるフレーズになっていないために、口ぐせ・アファメーションがパワーを発揮できていない可能性もあります。
心の奥底の潜在意識レベル(固定観念・信念)が、「こいつ何いってるの?」「本気じゃないだろう」というような「ノリ」でいるようなものです。
ワクワクにつながっていない、イヤイヤやっている、というのは、そんなフレーズだとしたらダメですよ、ということです。
まるで会社の営業のノルマがあって、それをクリアするために
「俺は営業ができる」「営業成績が上がってほめられる」「今月もまた営業目標をクリアした」と言い聞かせているとしたら・・
本音ベースでは営業なんてやりたくない、お金を稼ぐためには仕方ない、できれば転職したい、なんてことを(心の奥底に)思っているのだとしたら・・
実際に営業の実績がガンガン上がって、ビジネススキル向上、成績アップ、昇進・昇給といった夢・願いごとや目標達成が実現するものでしょうか。
イヤイヤ感満載の口ぐせ・アファメーションです。
たぶん、こんな「心の奥底でのイヤイヤ感」があるような口ぐせ・アファメーションだと、夢実現・願望実現を加速させる方向に働いていない、パワーを発揮していない、のは間違いないと思います。
心当たりはありませんか?
あなたの口ぐせ・アファメーションのフレーズは、あなたの真の夢、真の願望とリンクしていますか? 関連性がありますか? 夢の実現につながるものになっていますか? ということです。
つまり、そのフレーズを唱えて、かつその実現に向けて行動する時に、ワクワク感を感じることができるものですか? ということです。
野球少年は、ハードな野球の練習も楽しくワクワクしながら「こなす」はずですね。
先モデルの例でいうなら、モデルになって活躍するのが真の夢・願望としてあるなら、「私はダイエットに成功してモデルとしてスタート地点に立つ」というフレーズが口ぐせ・アファメーションの言葉なら、【しっくり】くると思いませんか?
ワクワクにつながるようなフレーズがいいですね。
もし、そんなフレーズがムリなら、毎日ワクワクの気分になれる時間帯が少しでも増えるような日常の行動を選択するように心掛けることが大切です。
【フレーズの先に(未来に)あなたの真の夢がありますか?】
・あなたの望む未来や夢・願望につながるような口ぐせ・アファメーションのフレーズになっていますか?
・フレーズを唱えることと、フレーズから夢の実現や目標達成に近づいていく努力が、ワクワクするものになっていますか?
・ワクワクを感じることができるフレーズ、またはそんな毎日にするように心掛けることが大切です。
もし、毎日毎日ワクワクドキドキの時間帯を増やすことが難しいのなら、【究極のオリジナル「ワクワク」ツール】を考案しましたので、それでワクワクの時間帯を増やすこともおすすめします。
理由3:ただの口から出まかせ的な口ぐせにとどまっている(行動なし)
「俺は(ボクシングで)チャンピオンになる」「俺は世界チャンピオンだ」というフレーズを口ぐせにしても、何の努力もトレーニングもせずに、家でゴロゴロしているだけなら、まずチャンピオンにはなれませんね。
もちろん夢・願望によっては、棚からボタ餅的に手に入るものもあるかも知れません。
でも、それなりの努力=夢の実現・願望実現・目標達成に自ら近づいていくこと、なしにはいつまでたっても実現することはないのです。
この世はそんな仕組みになっています。
「私はセレブ」「私はモデルになって憧れのまとになる」と口ぐせで言い続けても、これまた何の努力もしないのであれば、ただの出まかせ、ホラになってしまいます。
ダイエットにいそしむ、姿勢・歩き方をモデルのレベルまで追求して実践する、知識・知性のために勉強する、ファッションのセンスを磨く、話し方・英会話をマスターする、といったような努力は当たり前の話です。
【夢・願望を実現したかったら、目標を達成したかったら】
・自分からゴール(夢の実現・目標達成)に近づいていく行動(努力)は、絶対に必要です。
・自分が必要だと思ったことは、やってみるしかないのです。
・そこからの試行錯誤で、また次の「方向・やるべきこと」が見つかるかも知れないからです。
理由4:感情が加算されていない(感情につながるフレーズになっていない)
感情は「磁石」だと思ってください。
強い感情は、それだけ「磁力」が強い、と思ってください。
あまり、この世とか・あの世的な話をしたり、スピリチュアルな話をすると身構える人もいるかも知れませんが、口ぐせ・アファメーションに、日本的に言えば「言霊(ことだま)」に、いちばんのパワーを与えるものがあります。
それはズバリ「感情」です。
感情のこもった言葉ほど影響力があるのは理解できるかと思います。
2023年WBCの準決勝の試合(最終回9回の裏)で、ツーベースヒットを打った大谷選手がベース上で仲間を鼓舞した時の姿には(たとえ発した声が聞こえなくても)感動したと思います。
心のこもった所作・動作・プレーは人を動かします。
思いやりのある言葉と、いい加減な言葉ではどちらが声を掛けられた相手に響くものでしょうか。
聴衆の心に響く歌や演奏、真剣に・心をこめて表現するのと、イヤイヤ・いい加減に表現するのと、聴く側の私たちは自然と気づくのではないでしょうか。
口ぐせ・アファメーションも同じです。
日本人として「言霊(ことだま)」というものを身近に感じるなら、感情のこもらない口ぐせ・アファメーションは、パワーが足りないということになります。
さらに、口ぐせ・アファメーションが夢・願望の実現や引き寄せにつながるのであれば、プラスの言葉でないといけません。
【発する言葉にパワーを与えるのは】
・感情です。
・感情には、怒り・喜び・心配・悲しみ・嬉しさ・慈悲・思いやり・同情などいろんな感情があります。
・感情を伴うフレーズそのものも、できるだけプラスの言葉を使うのがおすすめです。
■ 潜在意識は、否定型を理解しないと言われています。
■ 「私は貧乏ではない」「貧乏はイヤだ」と口ぐせ・アファメーションしても、【貧乏】に反応するのです。
■ 貧乏の状態を望んでいるのだ、と(悪い意味で)錯覚してくれるからです。
だからマイナスにつながる単語・キーワード・フレーズではなくて、プラスの言葉を選択してください。
感情を伴うイメージ・イメージングのために、ぜひ「電気信号イメージング」を試してみてください。5日間で習得できますから。
それから、感情の中でも、いちばんのパワーを持ったものがあります。その感情は何だと思いますか? どんな感情だと思いますか?
⇒ ズバリ、いちばんのパワーは「感謝」です。感謝の気持ちが入ったフレーズはたくさんの人に届きます。
たくさんの人を動かします。「感謝」の思いは、あなたの潜在意識にも、あなたを見守る宇宙にも届きます。
理由5:感謝の気持ちにつながるものではない
繰り返しますね。(重要ですから)
【ズバリ、いちばんのパワーは「感謝」です】
・感謝の気持ちが入ったフレーズはたくさんの人に届きます。
・たくさんの人を動かします。同じように、
・「感謝」の思いは、あなたの潜在意識にも、あなたを見守る宇宙にも届きます。
感謝の言葉=ありがとう。
最強のパワーを持つ、キーワード・言葉・フレーズだと認識しておいてください。
もちろん「感謝します」的なフレーズでも構いません。
感謝の気持ち・感情を、口ぐせ・アファメーションのフレーズに入れる、またはそんな気分を感じるような瞬間を感じることのできるようなフレーズにする、というのが本当に大切です。
昔、五日市 剛氏の「魔法の言葉」という小冊子が大ブームになったことがあります。
たった3つの言葉(フレーズ)で、人生が転換するというノウハウをお披露目した一冊でした。
「ありがとう」
「ツイてる」
「感謝します」の3つを口ぐせにしたら人生が変わりますよ、というものでした。
これをそのまま使ってもいいかも知れません。
また、口ぐせ・アファメーションに、一部(全部)を使っても自分だけのオリジナルのフレーズを用意してもいいかも知れませんね。
【口ぐせ・アファメーションにパワーを与える感情のフレーズ】に加えて
・最強のパワーと言われる「感謝」の気持ちを込めるのはアリです。
・「ありがとう」「感謝します」「感謝・感謝」など工夫してみてください。
1.自分にあっていない(今のあなたの固定観念・信念が邪魔している)
⇒ (それだけ頑固な思い込みになっている、ということ)
2.ゴールシーン(真の夢・願望とマッチしていない)⇒ イヤイヤやっている?
3.口から出まかせ的な口ぐせになっている ⇒ 行動が伴っていない
4.感情が加算されていない(感情につながるフレーズになっていない)
5.感謝の気持ちにつながるものになっていない
自分なりの口ぐせ・アファメーション用のフレーズを考える時は、ぜひ意識しておいてください。
もちろん、この5つの原因をすべてクリアするためのフレーズが望ましいですけど、短いフレーズにすべてを網羅するというのはムリがありますから、頑固にこだわる必要はありません。
要は、自分が何回も「言い続けた」時に、気分がいいとか、しっくりくる、という感覚を大事にしてください。
次は、
口ぐせ・アファメーションが、ワクワクにつながるもの+感謝の気持ちも入っていて、固定観念を上書きできるようにするために、口ぐせ・アファメーションを考える時の【ポイント】について解説します。
口ぐせ・アファメーションのフレーズを考えたり、実践したりするに際してのノウハウ解説です。
口ぐせ・アファメーションの言葉(フレーズ)を選定し、実践する時の最重要ポイント!
\自分は〇〇だ、というフレーズ /
口ぐせ(アファメーション)となる言葉を選定して、
・潜在意識に刻みつける
・思い込み・固定観念を書き換える(上書きする)
そのための(自分への言い聞かせとしての)口ぐせ・アファメーションなら
⇒ 自分は〇〇だ、というフレーズ!
あなたは、何にも影響を受けていない赤ちゃんの状態に戻れたら、いくらでも違う人生を歩めるはずです。
今から、リセットして新しい人生を創造し直すくらいのつもりで、これからの毎日、未来を創造してください。
後からいろんな本などで知ることになったのですが、この世の中で「自分の身体・細胞・潜在意識」にいちばん影響力のある言葉は「私は〇〇である」という断定形の言葉らしいです。
つまり、自分は〇〇な人間であると宣言することらしいです。
逆に自分は病気かも、と思うようになったら(口ぐせとして言う・言わないは別にしても)心の中で言い続けたら、本当に病気になるのも人間です。
物騒な話ですが、未開の地にいる人たちの中で生まれてきた子どもに対してその子が避けるべきものとして何か一つのモノを決めるという風習がある民族がいるらしいです。
たとえば、バナナとか(周囲の大人が決めて)選ばれると、その子はバナナを避けるように育てられるそうです。
食べたら死ぬぞ、という具合にです。やがて成人したその子が知らずにバナナを食べて(後から、バナナだよと明かされた時に)死んでしまったようなケースもあると聞いています。
【出典:ネットからの情報】
上のケースは、いわゆるプラシボー効果の逆バージョンです。
※ブラシボー効果 ⇒ 単なる小麦粉の粒でも、ドクターから「最新の薬だよ」といって飲まされると本当に病気が治ってしまうというような現象のこと。
私が「中小企業診断士の秋田でございます」と1年間言い続けたら本当に合格してしまったのも、このパワー(言い続けたこととマジに信じたことの影響)なのかも知れません。
なりたい自分の姿、変えたい性格、望ましい生活・など、自分は〇〇だ、ということを口ぐせ・アファメーションにして言い続けてみませんか。
騙されたと思って試してみる手もありです。
仮に、成果がまったくなくても損することはありませんね。
上手くいったら儲けもの、なのですから。⇒ この発想は大事だと思いませんか?
上手くいったら儲けもの、です。
・自分はどんな人間だ、と決めて(決意・決心・決断して)、宣言して、そのとおりに行動することは、強いエネルギー・パワーを発揮する、と理解してください。
・そのとおりに行動するということは、覚悟するということです。
⇒ 徹底して、そのとおりの「人物」になりきりましょう。
※ MLBの大谷選手のようになりたいなら、彼のすべてをマネして、彼がやるレベルのトレーニングや日常の行動をコントロールしなければなりません。それが最低限のやるべきことです。
※ もちろん資質・才能もありますから、彼以上のことをやらなければならないかも知れません。
※ この世界は、そんな風にできています。
(スピリチュアルが嫌いな人には、ここからの話は敬遠される話かも知れませんが)
・あなたが「自分はどんな人間だ」と宣言・宣誓し続けることは、必ず「天に、宇宙に」届くはずです。
ここからは、口ぐせ・アファメーション(自分への言い聞かせ)について5つのポイントを解説します。
私流のやり方ですが、ここまでそれなりに効果があった口ぐせ用の言葉(文章)をつくるポイントです。
次のような5つの観点から口ぐせを決めます。
【5つのポイント】
1. 決意や口ぐせにしたいもの
2. 未来の自分の自己紹介
3. 自分への言い聞かせ
4. 今までの経験からの未来予想
(だよねーと自分なりに納得させることにつながるもの ≒ あれば、の話です)
5. 感謝
もちろんこの5つでなくても構いません。(2つでも、3つでも、4つでもいいのです)
1.(まずは)決意・宣言するパターン!
ズバリ・・・
私は成功する(⇒ 成功している、⇒ 成功した)とか、
私はたくさんの人に慕われる(⇒ 慕われている)とか、
(私は)すべてが上手くいっている、など。
「神さまの奇跡が起こる!」と言い続けて、1億円以上の宝くじが、何と1、2ヶ月の間に2回当選した人もいるそうです。
神さまの奇跡が起こる! でもいいかも知れません。
YouTubeなどを見ると、この手の話の動画がいくらでもアップされています。キーワードを入力して検索すれば探すことができます。
2.未来の自分の自己紹介のパターン!
つまり、ゴールラインを超えた後の自分の姿・生活の様子から自分で自分を自己紹介する感じの言葉です。
ゴールライン=ゴールシーン=夢・願望実現、目標達成の瞬間、それを越えた後、その後の自分の未来のことをいいます。
\ 1つの例として税理士試験合格をあげてみます/
合格(ゴールシーン)からその後の未来まで
合格(目標) | 周囲からの祝福 | 新しい生活 | その次の日常 | 未来の自分 |
これがゴールシーン | 乾杯~ッ!のシーン | 税理士事務所開設 | 後輩たちに セミナー講師として 勉強法を教える | ゆとりある仕事 休日は家族との団らん 年に数回の海外旅行 |
上のゴールシーン以降の、どのシーンを想定しても構いません。
それこそ私の場合は、「中小企業診断士の秋田でございます」という挨拶文を口ぐせ・アファメーションのフレーズにしました。(結婚式のスピーチのように「ただ今ご紹介にあずかりました〇〇の〇〇でございます」というような固い感じでもいいかと思います)
私は、このパターンで合格したようなものです。上の表でいうと「その次の日常」として、受験生相手に合格体験記や勉強法を教えているシーンを想定して、黒板の前、教壇のところで、自己紹介しているシーンとして、「中小企業診断士の秋田でございます」と名乗ったシーンを口ぐせ・アファメーションにしました。
望む自分になった後の(夢・願望が実現した後の)自己紹介での「自分は○○だ!」ということの宣言です。
【ここでの追伸】
このゴールシーンからあとまでを含めて、人生のシナリオ、というものを作ることもアリです。
口ぐせ・アファメーションのノウハウ、人生のシナリオのノウハウ、さらには黒板メソッド(と電気信号イメージング)のノウハウを【混ぜご飯】にして、自分なりの口ぐせ・アファメーションを設定する、というやり方もあります。
別記事にて詳しく解説しています。良かったら参照ください。(リンクは末尾に用意)
3.自分への言い聞かせ!とするパターン
私の場合はビジネスマン生活で苦難やトラブルをクリアしてこれた原動力だと思いますが、「すべては上手くいっている」という口ぐせもあります。
毎日毎日の口ぐせ・アファメーションとして、
「すべては上手くいっている」でも、「私の人生は素晴らしい」でも、「私は毎日幸せに楽しく暮らすために生まれてきた」でも構いません。
柔軟に発想してみてください。
もちろん、口ぐせ・アファメーション用のフレーズは1つでないとダメ、なんてことはありません。
気に入ったものいくつも用意しておく、さらに、時々はメンテナンスする。
夢や願いごとが実現したことで、(次なる)新しい口ぐせ・アファメーションが生まれるかも知れません。
柔軟に発想してください。
柔軟に対応してください。
4.ジンクス的なものを織り込むパターン!
ちょっとだけ工夫がいります。
まずは自分のジンクス的なものを振りかえってみてください。
いちばん分かりやすいのは雨男・雨女、晴れ男・晴れ女だと思います。
大事な時に(自分の人生経験上)必ず雨が降った、嵐になった、雪になった、とか好天に恵まれたとか・・自分なりの「決まりごと」というか、ジンクスがある人もいるかと思います。
たぶん、そういったものであれば、自らは(あるいは周囲も)否定するものではなくて、そうだ・そうだと声を大にして同意してくれるものでしょうから、すぐに納得してしまうのではありませんか。
そんなものがあればいちばんです。
失くしものをしてもすぐに見つかるとか、困った時・ピンチの時にはいつも応援してもらえたとか、できればプラスの出来事がいいのですが、なければマイナスの物事でも構いません。
そんな、自分が納得できる運命的なものに、未来予想をくっつけて口ぐせをつくる、というものです。
それが4番目のパターンになります。
※ 何のこと? まだピンとこない方もいらっしゃるかも知れませんね。
私の場合の話です。自分ごとで恐縮なのですが・・
私は(自分で思うに)狭い道を車で運転している時に限って、簡単にすれ違うことのできないタイミングに遭遇します。
田舎の道なのに(日頃は人が歩いたり、耕運機が低速で移動していたりなんてことはあまり見かけないのに)、自分が急いでいる時に限って、対向車が来て(しかも複数台数)+さらに左右に歩行者という場面によく出くわします。
あぁ~、またかよ、という感じになります。何といっても自分の車を減速させて、下手すると自分が耕運機や自転車の後ろで待機しないといけないからです。
どういうことかと言うと、
⇒ 私の車と対向車と歩行者が、それぞれ数秒ずつでもタイミングがズレて「その場所・行き違うポイント」に来たら、何の心配もなくスムーズに運転できるのに、スレ違うことができるのに、というようなシーンにかなりの確率で遭遇することがある、ということです。
その度に、「あー、また車と人を引き寄せた」とつぶやいているのです。
そんな経験が、あなたにはありませんか?
あったら、そんなジンクス的なものを口ぐせの一部に入れ込むのもありです。
潜在意識が素直に同意してくれるからです。
実は、(別記事=黒板メソッド)でご案内している音源化のサンプルファイルには、敢えてそのジンクス的なものを入れてみました。
ジンクス的な経験・数多くの体験から潜在意識に抵抗なく伝えるための導入部として、サンプルには「車と人を引き寄せるように、お金と豊かさをどんどん引き寄せています」という文言を入れてみました。
同じように(あなた独自の)ジンクス的なモノゴトを入れてみるのも、ありです。
自分なりの体験・経験からの運命的な(素直に納得できる)出来事+未来予想という形で、文章(文言)を考えてみてください。
5.感謝の気持ちのパターン!
最後は、感謝の気持ちです。
ありがとうの気持ち、すべてのものへの感謝、自分自身への感謝です。
これは説明するまでもないですね。
「感謝・感謝」でも「感謝します・感謝します」でも「ありがとう」「ありがとうございます」「ありがとう・ありがとう」でも構いません。
素直に口ぐせにしてください。
この感謝(の気持ち)だけで、ありがとうを口ぐせにしただけで、いろんな不思議な出来事や奇跡的なことにめぐりあったというような人はたくさんいます。
「ツイテル・ツイテル」とか「運がいい・運がいい」とかでもいいかも知れません。
(もちろん感謝の気持ちを持って・体感してイメージしてください。
(再掲)
【出典:ツキを呼ぶ魔法の言葉(五日市剛 著)】
昔、五日市剛氏の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」というものもありました。
ありがとう、といった感謝の気持ちを口ぐせにするなら、5万回とか10万回が目安らしいです。
凄いですね。ある意味、覚悟が必要です。
でも、やってみて損はしないですよね。あとは「やるか・やらないか」です。
まとめ
ここまで口ぐせ・アファメーションが上手くいかない理由を5つの切り口からみてきました。
また、その口ぐせ・アファメーションを考える時の最重要ポイントとして「自分はこんな人間だ」という断定形での言い聞かせの大切さを力説しました。
さらに実際のフレーズを考える時のパターンとして5つのパターンを解説しました。
いろんな組み合わせや自分の皮膚感覚を大事にして、口ぐせ・アファメーションのフレーズ・言葉を決めて、チャレンジしてみてください。
・あなたが口ぐせ・アファメーションで効果がないなら、あなたの固定観念・思い込みが頑固なことも原因かも知れません。
・さらに感情や感謝の気持ちがなかったことも理由の1つかも知れません。
・5つの原因、ポイント、5つのパターンを頭に入れて、騙されたと思って口ぐせ・アファメーションにトライしてみてください。
ここまでありがとうございました。
【追伸】
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